たまりばグローバル　多摩地域の国際交流交流情報

「外国人留学生・日本人大学生によるスピーチ」編に続いて、11月2日に八王子市学園都市センターで開催された「第1回多摩グローカルカフェ」のレポート第2弾です。
第１弾をご覧になられていない方は、こちらからどうぞ。
→第1回多摩グローカルカフェ開催レポート①「外国人留学生・日本人大学生によるスピーチ」編

「おもてなし国際協議会」と「たまりば」編集部(ジェイ・ライン株式会社)」が共同で開催させて頂いた第１回多摩グローカルカフェ。
・外国人留学生・日本人大学生によるスピーチ
・ゲストによるトークセッション
・ワークショップ(テーマ別ワールドカフェ)
という3部構成で実施させて頂きました。

今回は第2部「ゲストによるトークセッション」についてレポートしたいと思います。

第2部　ゲストによるトークセッション
ゲストとしてお招きしたのは、前八王子市長の黒須隆一さんと、ビジネスコーチ・キャリアコンサルタントの宍戸由希子さん。
「たまりば」編集長の大熊がコーディネーターを務めさせて頂きました。


黒須さんは、八王子市長時代に中国・泰安市、台湾・高雄市、韓国・始興市の3都市との間で友好交流協定を結び、高雄市の名誉市民でもあり、八王子台湾友好交流協会の理事長も務められるなど、まさに国際的な交流活動を実践して来られた専門家。

第１回多摩グローカルカフェは、半数が学生さんで若い世代の方が多くお集まり頂きましたが、肩ひじ張らずにお話下さったのが印象的でした。
市長退任後、現在も東京工科大学・日本工学院八王子専門学校などを運営する学校法人片柳学園の理事・顧問を務められているので、若者の教育について伺うと、「自分の経験してきたことを伝えることが、学生の皆さんの役に立つのなら貢献したい」と仰られていました。
多摩グローカルカフェについても、「役に立てることなら協力しますから、また呼んで下さいね」というお言葉も頂きましたので、遠慮なく(笑)今後もいろいろな場面でお話を伺う機会を作りたいと思います！


宍戸さんは人事コンサルティング会社を経営されていて、企業や官公庁の人材育成、組織開発に関するコンサルティングを行っていらっしゃいます。
このご経験から、グローカル化を実現するための仲間の作り方、増やし方についての知恵をお話し頂きました。
「リーダーの存在ももちろん大事だけど、全員がリーダーを目指すのではなく、リーダーの後に続こうとするフォロワーの存在も大事」というお話の中で、とある動画を紹介頂きました。
動画で伝えようとしていることはとてもシンプルなことで、この動画が流れると会場全体が笑いに包まれ、さらに「フォロワーが大事」という宍戸さんからのメッセージを視覚的に表現してくれるものでしたね。
これには、コーディネーター役の大熊も、すっかり引き込まれちゃいました。


それから、A4 1枚で伝わるくらいシンプルな企画シートにまとめ、NPO・NGO団体や学生団体・宗教団体といった既にある伝播力の強いグループに知ってもらう努力をすることも、仲間づくりには大切だと教わりました。

国際交流の活動を長年されてきた黒須さんからの「協力します」という呼び掛けと、宍戸さんからの仲間・フォロワーを増やすコツを教えて頂く大変貴重な機会となりました。
本当は、もっともっとお二人のお話を聞いていたいところでしたが、多摩グローカルカフェは3部構成。
お二人のお話から学んだこと反芻しつつ、今度は参加者みんなで「多摩地域のグローカル化」に向けてどんなことが必要か？知恵を出し合うワークショップへと移ります。

≫次回、「第3部　ワークショップ(テーマ別ワークショップ)」のレポートに続きます。

・おもてなし国際協議会

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